1992-05-21 第123回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
もともとは、旧ソ連軍の基本的な部分は統一軍として存続させる、その統一軍というのは、戦略軍と一般目的軍とに分けて組織がえをして存続させるという基本合意があったわけでございますけれども、ウクライナ共和国を初め各共和国の中で幾つかの共和国が独自の国防組織を持つ、あるいは国防省を持つという中で、ロシア国防省、ロシア軍の創設にエリツィン大統領は踏み切ったわけでございます。
もともとは、旧ソ連軍の基本的な部分は統一軍として存続させる、その統一軍というのは、戦略軍と一般目的軍とに分けて組織がえをして存続させるという基本合意があったわけでございますけれども、ウクライナ共和国を初め各共和国の中で幾つかの共和国が独自の国防組織を持つ、あるいは国防省を持つという中で、ロシア国防省、ロシア軍の創設にエリツィン大統領は踏み切ったわけでございます。
これまでにCIS加盟国間の戦略軍の合同管理については合意を見ておりますが、戦略軍の範囲や一般目的軍の創設に関して依然として意見の対立があり、独自の軍隊を創設する共和国もあるなど、今後の動向は依然として不透明なものとなっております。